フルーツやお茶を使ったコンフィチュール＆シロップが壁一面に美しく並ぶ［北野ラボ］。代表でありパティシエの吉水さんは全国の農家を訪ね歩き、日本古来のフルーツの復活にも力を注いでいる。苺と木苺のコンフィチュールをたっぷりと使った苺パフェは、農家から直接仕入れた甘酸っぱい苺を思う存分に味わえる。

フィンランドの映画やデザイン好きが高じて旅行するようになり、ついにはカフェをオープンした店主のえみぞうさん。店内には現地で買い付けた雑貨や食器、お菓子や調味料などが並んでいる。フィンランドで一番の人気ブランド「ユフラ・モッカ」のコーヒーを好みのカップで味わいながら、その魅力にたっぷり触れてみて。

暖簾をくぐると、ズラリと古いお面が並ぶ店内から老舗の香り漂う［つち福］。1905（明治38）年に屋台の夜泣きそばからスタートし、現在も創業から変わらぬ味を守り続けている。さらには定食や丼など、蕎麦店とは思えないほど豊富なメニューを持ち、全国各地からたくさんのファンが訪れる一軒。

モチモチとした歯応えと、気分が上がるかわいらしいデコレーションで話題のドーナツ専門店。「海外のSNSで見るようなかわいいドーナツを」と店をオープンしたのは、ドーナツ好きの店主・太田さん。見た目よりも甘さ控えめで食べやすいドーナツは、老若男女に支持されている。

西陣京極のカフェ［風とCOFFEE］の2号店としてオープンしたレトロな純喫茶。ハンドドリップで淹れてくれるコーヒーは、定番の豆３種類と期間限定2種類の計5種類がラインナップし、すべて自家焙煎。おすすめはドリップコーヒーエルサルバドル550円。素朴な風味のパンやフルーツを使ったパンと一緒に味わって。

築100年超の町家の温かみを活かした自然野菜の店［ベジサラ舎］。品質には問題のない規格外の野菜を有効利用したいという思いと、料理教室の経験を活かし、店舗奥には食堂がスタンバイ。座敷で味わえるのはランチやスイーツ。ランチで美味しかったからと野菜を買って帰る人も多いとか。

上七軒の芸妓の梅葉さんが営むイタリアンバル。「新型コロナウイルスの影響で芸妓の仕事がすべてストップした時に、夢だった飲食店を持てるご縁をいただいて」と、芸妓と店主の二足の草鞋を履くことに。イタリアで腕を磨いた曽根シェフとともに、昼夜問わず充実の一皿を提供してくれる。

伝統的な染と紙の雑貨を制作する［羅工房］によるカフェ＆紙雑貨店。店内には、和紙ならではのやさしい風合いの雑貨が並び、眺めるだけで楽しい気分に。併設のカフェでは一枚ずつ皮を手焼きする名物のどら焼きとどらクリーム（抹茶・豆腐・胡麻・あずき）4種、季節で替わるどら焼きも味わえる。