［蘇嶐窯］の代表作は、青磁の器に飛鉋を施した「青磁飛鉋」シリーズ。蘇嶐さんが作陶したカップに、まどかさんが古時計のゼンマイを加工した道具を使い、飛鉋（とびがんな）という器に連続した削り目をつくるのだが、削られた溝に釉薬が溜まり、釉薬の濃淡で模様が浮かびあがる景色は、使うシーンごとに違う表情をみせてくれるのが魅力。側面に彫られた繊細な飛び鉋の模様と、澄んだ青や白、紺色の釉薬が溶け合うカップは、穏やかなコーヒータイムを演出してくれる。

青磁、白磁、掛分の紺、3色から選べる飛鉋カップ。コーヒーやお茶はもちろん、朝食のヨールグルトやおそうざいを入れる器など、和洋問わず使えるので、出番の多いスタメンアイテムとして重宝しそう。白いプレートと青磁のカップを合わせれば、爽やかな朝食のワンプレートに。3色ともおそうざいと相性が良く、並べるだけで絵になるのもうれしいポイント。

飛鉋カップSはアイスクリームなどデザートカップにももってこい。上品な佇まいのカップにアイスクリームを盛りつけ、大学いもやドライフルーツをのせるだけで、いつものおやつがワンランクアップ！

何気なく飲んでいるコーヒーも、カップを変えるだけで一層美味しく感じられる。また、1日のはじまりや一息つきたいときに、お気に入りのカップでコーヒーやお茶を飲むだけで気分が上がることも。カップは日々の暮らしの中で一番手にする機会が多い器だからこそ、大切に使いたいものを選んでほしい。涌波さん夫婦がつくる飛鉋カップは、一つとして同じ模様はなく、手仕事から生まれる繊細なゆらぎは、自然のなかで感じる美しさに似ていて、心地よい時間を演出してくれる。普段使いや来客用など、日々の暮らしをやさしく彩るカップになるはず。

両手の中に収まるサイズ感と、コロンとした形がかわいい飛鉋カップS。側面の飛鉋の模様が手にあたるので、手仕事ならではのあたたかな手触りを使うたびに味わえる。サイズは２種類あり、同じデザインのLサイズも。

飛鉋カップにコーヒーを淹れて楽しみたいに人におすすめなのが、「京都のお取り寄せグルメサイト M Kyoto mall」で取り扱いをしているコーヒー豆。下鴨の名店［caffè Verdi 下鴨本店］や京都・北山の［CIRCUS COFFEE］、京都・木津にある［中山珈琲焙煎所］など、京都のお店を熟知したLaefスタッフ厳選のコーヒー豆を取り揃えているので、ぜひチェックしてみて。