梅小路にある内陸型大規模水族館 [京都水族館]
130個のクラゲを模した手作りの風鈴と、クラゲの多様性や魅力を伝えるクラゲ川柳を楽しめる[京都水族館]の人気企画『くらげと風鈴』が2022年9月30日(金)まで開催されています。
[京都水族館]は「近づくと、もっと好きになる。」がコンセプトの水族館。イルカやオットセイ、ペンギン、オオサンショウウオといった多種多様ないきものに、京都水族館のスタッフが日々真心をもって向き合っています。2020年には新展示エリア「クラゲワンダー」が誕生し、京都の“クラゲ”スポットになりつつあります。
そんな[京都水族館]のスタッフさんに本企画のこだわりポイントを聞いてみました。もう少しで終わってしまうので、見逃さないで!(TEXT/佐野ゆり)
[京都水族館]のスタッフさんに企画の魅力について聞くと「『くらげと風鈴』でこだわったのは、クラゲの特徴を風鈴で忠実に再現することです。例えば、サルシアクラゲの風鈴は長く伸びる口柄を風鈴の音を奏でるガラスの棒で表現できないかと、風鈴制作に携わった新潟のガラス工房「TAKU GLASS」と話し合いを重ねてできた渾身の一作。
また、しま模様が特徴的なアカクラゲの風鈴は、傘のてっぺんから下にかけてのしま模様の色の濃さにこだわりました。」
あわせてアカクラゲのしま模様が十人十色であることなど、クラゲのことをよく知る飼育スタッフさんならではの視点で詠まれた川柳も楽しみたい。
西日本最多となる約30種、5000匹のクラゲに出合える「クラゲワンダー」。「クラゲワンダー」はミズクラゲが漂う 360 度パノラマ水槽「GURURI(グルリ)」、ミズクラゲの成長過程を観察できるコーナーや、飼育スタッフと交流できる「京都クラゲ研究部」、クラゲの多様性を学び、親しみを感じてもらえればと制作されたパネル「クラゲ別キャラ診断」など魅力あふれる仕掛けがつまっている。クラゲのことをますます好きになってしまいそうな空間だ。
クラゲワンダーでは、タイミングが合えばクラゲにごはんをあげるといった飼育風景を見ることもできる。アカクラゲの食事風景は必見で、長くてちょっと怖いと感じてしまう触手は、ごはんを掴むときにだけ縮めて傘だけのような姿になるんだそう。他にも、飼育スタッフがかわいいと絶賛するのが、ギヤマンクラゲのごはんを掴んだあとの様子。口を左右に動かす動作はまるで「ひょっとこ」のよう。クラゲたちの意外な姿もチェックしてみて。
インタビューを通して感じたのが[京都水族館]のスタッフさんのクラゲへの愛情の深さ。
記事には書ききれないほどのクラゲの魅力と風鈴へのこだわりを聞くことができた。
さらに幻想的なクラゲの姿からは想像できないような食事の様子や、人間の見た目と同じように模様が個々によって異なるといったエピソードなど、クラゲについて知れば知るほど「かわいい」と感じるようになった。
開催中の『くらげと風鈴』は、そんなクラゲの魅力を知ってほしいという[京都水族館]のスタッフの方々の愛情と熱意がつまった企画。
[京都水族館]の愛され「クラゲ」と、こだわり抜いた「クラゲ風鈴」に癒されて。
きょうとすいぞくかん
京都府京都市下京区観喜寺町35-1(梅小路公園内)
JR「梅小路京都西駅」から徒歩7分
各線「京都駅」から徒歩15分
Tel.075-354-3130(営業時間内)
営業時間はHPを要確認
大人2200円、高校生1700円、小中生1100円、幼児(3歳以上) 700円
駐車場無
https://www.kyoto-aquarium.com/
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