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まだまだ参拝ブームが続く昨今。神社やお寺を訪れたとき、ひときわ目を引くのが多様な種類のお守りです。そのラインナップは神社仏閣によって実にさまざま。カラフルなもの、形がキュートなもの……ご利益だけでなく、デザインのかわいらしさに惹かれてお守りを選ぶのもいいのではないでしょうか。
こちらの記事では、京都の神社で出会えるかわいいお守りを5つに厳選してお届けします。 (TEXT/真下洛)
京都のかわいいお守りをご紹介する前に、まずはお守りの知識についても触れておきましょう。
そもそもお守りとは、神仏からのご利益を授かることができる縁起物。基本的には肌身離さず、普段から使っているカバンや財布に入れて持ち歩くのがベターです。
また、「複数のお守りを持ち歩くと神仏がケンカする」といった噂もありますが、「八百万(やおよろず)の神」という言葉があるように日本は昔から多数の神様が共存する国。従って、ご利益が相殺される……なんてことはありません。
そして気になる「お守りの効果期間」ですが、これはどの神社仏閣のお守りであっても「お守りをいただいてから1年」が目安。もしお守りに願掛けをしている場合は、その願いが叶うまで持っていても大丈夫です。
願いが叶う、あるいはお守りが古くなったら、神社やお寺の納札所(のうさつしょ)にお守りを納めてください。もちろん、その際は感謝の気持ちも忘れずに。
京都の世界遺産として名高い[下鴨神社]。海外でも広く知られており、さまざまな国の観光客が参拝に訪れます。そんな[下鴨神社]のお守りで、女性を中心に人気を集めているのが「媛守(ひめまもり)」。
カラフルなちりめん生地で作られており、ひとつひとつ柄が違うのが特徴です。そのため、ずらりと並べられた媛守の前でどれを選ぼうか悩む方も少なくないのだそう。
ご利益の「心願成就(しんがんじょうじゅ)」はどんな願いにも対応しますので、願いごとを問わず持つことができます。デニム生地でできたクールな雰囲気のお守り「彦守(ひこまもり)」と一緒に、カップルで持つのもいいかもしれませんね。
次にご紹介する「レース守(まもり)」も、[下鴨神社]で授与されているお守り。
「媛守」は色とりどりな姿が印象的でしたが、「レース守」は繊細なレース飾りと透かし模様に目を奪われます。芸術品と呼んでも遜色ないその風格は、アーティスティックなものが好きな方にも響きそう。
気になるご利益は誰もが願う「開運招福」。手に持てば「レース守のように優雅で上品な自分になりたい」と心に誓いたくなることでしょう。
京都三大祭のひとつ「葵祭」。[上賀茂神社]は、この祭事を[下鴨神社]とともに執り行う歴史ある神社です。
こちらでピックアップするのが、[上賀茂神社]のご神紋(しんもん)でもある二葉葵(ふたばあおい)がモチーフの、「身まもり」というストラップ型のお守り。
ハートにも見えるそのデザインと、パステルカラーの淡い色合いはとてもキュートで、普段使いにも向いています。
ご利益は「身体健全」とのことですから、人を選ばす身につけられるのも嬉しいところ。緑・紫・ピンクの3色の中から、好きな色を選んでみてください。
平安京の遷都1100年を記念して創建された神社[平安神宮]。社殿の造りはもちろんのこと、お守りにも平安時代をイメージさせるデザインの「縁結守(えんむすびまもり)」があります。
その見た目はまるで十二単(じゅうにひとえ)のような、着物の襲(かさね)を思わせるもの。ご利益は名前の通り縁結びですが、恋愛の成就だけでなく就職について願うのもいいのだそうです。
カラーバリエーションは赤×ピンクと水色×黄色の2種類。「和風のデザインが好き」「恋も就活も頑張りたい!」そんな方にオススメのお守りです。
鴨川の源流となる貴船川、その上流に位置する[貴船神社]は水の神を祀る神社。授与品にも「水占みくじ」など、水にちなんだものが多く揃えられています。
交通安全のご利益がある「二輪守(にりんまもり)」も、ポップな「水玉」模様がかわいらしい逸品。カラフルなデザインなので目立ちやすく、二輪車のハンドルに取り付ければ駐輪した際の目印にもなります。
通勤・通学時に自転車やバイクをお使いの方は、このお守りを持って日々の安全運転を心がけてみてはいかがでしょうか。
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