三上博史のヘドウィグがライブ・バージョンで復活!『...
厳しい寒さが続きますが、2月上旬から3月中旬にかけて京都では早春を彩る美しい梅の花に出合えます。今回は地元編集部おすすめの梅の名所を一挙にご紹介します。
京都随一の梅の名所として知られる[北野天満宮]。御祭神の菅原道真公ゆかりの梅50種約1500本が、境内一円で紅白の花をほころばせる。梅苑は江戸時代の歌人・松永貞徳が手掛けたとされる「雪月花の三庭苑」のひとつ、北野天満宮「花の庭」として約150年ぶりに再興。夜間ライトアップでは、約700燈ものろうそくの灯りが梅花を照らし出し、昼とは違う幻想的な風景に包まれる。
梅苑「花の庭」
見頃/2月中旬~3月中旬
開苑期間/2023年1月28日(土)~3月下旬 9:00~16:00(最終受付/15:40)
ライトアップ/2月24(金)~3月19日(日)日没~20:00(最終受付/19:40)
各入苑料(茶菓子付)/大人(中学生以上)1200円、小学生600円
行事予定/梅花祭野点大茶湯 2月25日(金)10:00~14:00
※野点拝服券及び初穂料要
※開苑期間は開花状況による
※社会状況により、梅苑及び梅花祭に内容変更等を行う場合有
嵯峨御所とも呼ばれる真言宗大覚寺派の本山[大覚寺]。
日本に現存する最古の庭池「大沢池(おおさわのいけ)」の北側の梅林には約150本の梅が植えられ、嵯峨野の自然に溶け込んだ素朴な風景を作り出している。宸殿前の「右近の橘」「左近の梅」は、唐(中国)から伝わった当時の様式を今に伝え、「左近の梅」が咲く時期には、宸殿により一層の美しさを湛える。
見頃/2月下旬〜3月上旬
入園時間/ 9:00~17:00(最終受付/16:30)
入園料/
お堂エリア:大人500円、小中高生300円
大沢池エリア:大人300円、小中高生100円
江戸時代初期の石清水八幡宮の社僧・松花堂昭乗ゆかりの美しい庭園で知られる[松花堂庭園]。回遊式の庭園の外園には、3つの茶室があり、そのうちの松隠と梅隠の周辺に紅梅と白梅が植えられている。梅と茶室の水琴窟などが織りなす光景が趣深い美しさを醸し出す。
見頃/2月上旬~下旬
入場時間/9:00~17:00(最終受付/16:30)
入園料/大人300円、高校・大学生220円、小・中学生150円
行事予定/
【松花堂美術館】
・新春展 縁起もの-卯年の春めく作品-
開催期間/2023年1月14日(土)~2月19日(日)
・早春の小展示 染型紙のデザイン
開催期間/2023年2月25日(土)~3月19日(日)
【松花堂庭園】
・つばきウィーク
開催期間/2023年3月4日(土)~12日(日)
平安時代に創建された由緒ある神社[大豊神社]。樹齢約250年の1本のしだれ梅が有名。本殿に向かってしだれ梅としだれ桜が寄り添い、数年に1度のタイミングで同時に咲く年がある。椿の名所としても知られており、3月から4月にかけては、100本を超える椿の木が境内のあちこちで咲き誇る。
見頃/3月下旬~4月上旬
拝観時間・拝観料/境内自由
鎌倉末期から存在を知られる京都府内最大の梅林[青谷梅林]。2月下旬から3月上旬にかけては約20ヘクタールの面積に1万本の梅が咲き誇り、青谷地域一面が甘い香りに包まれる。1984(昭和59)年から続けられている梅まつりが有名で、例年多くの観光客で賑わう。
見頃/2月下旬~3月上旬
行事予定/梅まつり 2023年2月25日(土)〜3月12日(日)10:00~15:00
※社会状況により、内容変更等を行う場合有
京都有数の花寺として知られる[三室戸寺]で、昨年から造成していたしだれ梅園が今年から一般公開をスタート。宇治の市街地を望む高台に、高さ5メートル前後のフジボタンやクレハシダレなど約250本を植樹。宇治の景色とともに紅白のしだれ梅が楽しめる新たな梅の名所へ足を運んでみて。
しだれ梅園
見頃/3月上旬~中旬
開園期間/2023年2月18日(土)~3月31日(金)8:30~15:10
拝観料/大人1000円、小人500円 ※梅飴付き
※急坂、急階段の為車椅子の通行不可
京都随一の歴史を誇るパワースポット[下鴨神社]。境内を流れる御手洗川に掛かる朱色の輪橋(そりはし)のたもとで、光琳の梅と呼ばれる梅が鮮やかで美しい花をほころばせる。江戸時代の画家・尾形光琳作の国宝「紅白梅図屏風」に描かれた梅は、この光琳の梅をモデルにしたと伝わる。
見頃/2月上旬~3月上旬
拝観時間/6:30~17:00
拝観料/境内自由
子授けと安産の神様として名高く、「またげ石」を跨ぐと子宝を授かると伝わる[梅宮大社]。境内には35種400本の梅が植えられ、一本で紅白を咲き分ける「想いのまま」、枝が金色の「金枝梅」は必見。境内で飼われている猫との可愛い組み合わせも見られそう。
見頃/2月中旬~3月中旬
拝観時間/6:30~18:00、神苑9:00~17:00(受付終了/16:30)
拝観料/境内自由、神苑600円
行事予定/梅・産(うめうめ)祭 3月6日(日)祭礼9:00より、9:30~16:00
平安京遷都に際し都の安泰と国の守護を願い創建された「方除(ほうよけ)」の大社として信仰が厚い[城南宮]。神苑の5つ庭のうち「春の山」のしだれ梅150本は圧巻。また150種400本におよぶ椿とのコラボレーションも人気で、特にしだれ梅と緑の苔の上の落椿がフレームにおさまる景色は見事。
しだれ梅と椿まつり
見頃/2月下旬~3月上旬
催事期間/2023年2月18日(土)~3月22日(水)
神苑拝観時間/9:00~16:30(最終受付/16:00)
神苑拝観料/大人(中学生以上)800円、小学生500円
※障がい者手帳を提示の方及び付き添いの方1名まで400円
菅原道真公を祀るキリシマツツジの名所として知られる[長岡天満宮]。梅の木の数は隣接する梅林と境内に植えられたものを合わせると約300本。受験シーズンを迎える頃には、ぷっくりと蕾ひらく梅の花が参拝者を迎える。道真公を偲ぶようにほんのりと咲く姿が美しく、梅紋との競演も感慨深い。
見頃/2月下旬~3月中旬
拝観時間/境内自由(社務所受付時間/9:00~17:00)
拝観料/境内自由
行事予定/梅花祭 3月12日(日)お茶席(有料)9:00~15:00
※コロナウイルス蔓延防止のため中止の場合有
小野小町ゆかりの寺院[隨心院]。境内の小野梅園には遅咲きの梅として知られる「はねずの梅」、白梅や紅梅など約200本の木々が植わる。3月の最終日曜日には小野小町の伝説を主題に、はねず色(白色を帯びた紅色の古名)の小袖の少女たちが紅梅を花笠にして舞う「はねず踊り」が執り行われる。
名勝「小野梅園」
見頃/3月中旬
開苑期間/2023年3月11日(土)~3月26日(日)
入園料/300円、小学生以下無料
※26日のみ入園料1000円
※コロナウイルス蔓延防止のため中止の場合有
※本尊の御開帳は無し
行事予定/はねず踊り 3月26日(日)9:00~16:30
拝観料/1000円
(踊りは11:00、12:30、13:30、15:00の計4回実施)
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