飛鉋カップL
京都・東山の東大路通りに工房兼ギャラリーを構える[蘇嶐窯]は、京焼青瓷(せいじ)の窯元の4代目として育った涌波蘇嶐(わくなみそりゅう)さんと、福岡で14代続く小石原焼の窯元で育った涌波まどかさん夫妻が立ち上げたブランド。青磁と民芸、それぞれの土地で受け継いできた伝統技術を融合し、普段使いしやすい器を中心に作陶している。今回紹介する飛鉋カップLは、おやつタイムや朝食など、さまざまなシーンで活躍するおすすめのカップだ。
[蘇嶐窯]の代表作は、青磁の器に飛鉋を施した「青磁飛鉋」シリーズ。蘇嶐さんが作陶したカップに、まどかさんが古時計のゼンマイを加工した道具を使い、飛鉋(とびがんな)という器に連続した削り目をつくる。削られた溝に釉薬が溜まり、釉薬の濃淡で模様が浮かびあがる景色は、使うシーンごとに違う表情をみせてくれるのが魅力。側面に彫られた繊細な飛び鉋の模様と、澄んだ青や白、紺色の釉薬が溶け合うカップは、お茶を入れるだけで様になる。
青磁、白磁、掛分の紺、3色から選べる飛鉋カップ。コーヒーやお茶はもちろん、朝食の牛乳や晩酌のビールなど、和洋問わず使えるので、出番の多いスタメンアイテムとして重宝しそう。青磁は高台に薄い茶色のべにというものを巻くのがセオリーになっているが、掛分の紺は、あえてべにを横に巻くことで気品が生まれ、朝食のパンなど洋風の料理と並べてもしっくりなじむデザインに。満水で300ml入るので、ビアカップや焼酎カップとしても使いやすい。
飛鉋カップLにそそいだビールは、「京都のお取り寄せグルメサイト M Kyoto mall」で取り扱いをしている[TANGO KINGDOM Beer®️ コンペ受賞セット]。京丹後にある道の駅・丹後王国「食のみやこ」内にある[丹後王国ブルワリー ビール工房]でつくられた、マイスター・ヴァイツェン・スモークの人気の3種類が詰め合わせになっている。国際的に認められた実力ある3つのビールを飲み比べできるので、ぜひチェックしてみて。
カップは日々の暮らしの中で一番手にする機会が多い器。だからこそ、大切に使いたいものを選んでほしい。涌波さん夫妻がつくる飛鉋カップは、一つとして同じ模様はなく、手仕事から生まれる繊細なゆらぎは、自然のなかで感じる美しさに似ていて心地よい時間を演出してくれる。普段のコーヒータイムに使うと、シンプルなフォルムは見ているだけで背筋が伸びそうで、来客用に使えばおもてなしの心を伝えるツールになってくれるはず。日々の暮らしをやさしく彩るカップで、自分だけの素敵な時間を過ごしてみて。
片手で持ちやすいサイズ感が魅力の飛鉋カップL。側面の飛鉋の模様が手にあたるので、手仕事ならではのあたたかな手触りを使うたびに味わえる。カップの口部は、唇を軽くあてただけでドリンクがすっと口先に注がれるよう、わずかに外側に広がっているのも特徴。サイズは2種類あり、同じデザインのSサイズも。
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