心躍る京都旅を、より思い出に残すために大切なホテル選び。地下鉄四条駅から錦市場を通りホテルに到着すると、お香の薫りに癒されながらチェックイン。「まずは抹茶と京都のお菓子をラウンジでいかがですか」そんな心遣いが嬉しいフレンドリーな接客に、緊張もほぐれて肩の力が抜けていきます。ラウンジは、宿泊ゲスト専用で使い方は自由自在。本を読んだり、時には錦市場で買ってきたお惣菜を味わったりすることもできます。

洗練されたダウンライト使いとブラックを基調とした廊下からクールな印象を感じながら客室へ。一転して陽光差し込む白を基調とした明るい部屋は、木の温もりを感じるシンプルモダンなイメージで、余計なものがなく落ち着けるのが嬉しい。ハイセンスなアメニティは、プラスチックの使用量を削減した歯ブラシといった、SDGsを意識したセレクトも。また、肌に触れるタオルやナイトウェアは天然コットンのものなど、カジュアルながらワンランク上のホテルらしい。

ホテル1Fは、地元の人も利用するカフェレストラン［Common Well］。バリスタのいるプレミアムコーヒーが自慢だが、カフェの聖地メルボルンスタイルで、浅煎り深煎りなど豆の種類にミルクの温度や泡の量といった、細かいカスタマイズができます。宿泊者のお楽しみは、旬の京野菜をたっぷり使った朝食（別途料金要）。コーヒーとパンを選べて、もろみ味噌ドレッシングをかけて味わうサラダ、ポーチドエッグ、ハムなどのワンプレートに、和風だしも使う具だくさんミネストローネ、スムージー付きは、ボリュームがありながらもヘルシー。また、ホテル経験豊富な料理人歴20年以上のシェフによるディナーも見逃せません。

欧米にある小粋で使い勝手の良いテルを目指すだけあり、いわゆる画一的なサービスだけでなく、つかず離れずの程良い距離感とともに、ホッとさせる空間です。何よりどこへ行くにも便利な京都のど真ん中というロケーション。意外と町家や古民家がある住宅地でもあるので、連泊すれば暮らすように京都らしい時間を過ごせそう。立地の良いシンプルモダンな使い勝手の良いホテルへ。