陶芸家 山本真実江さんのインタビュー
「M KYOTO CAFE by Leaf」で使用しているカップの作家さんをご紹介します。
陶磁器のアクセサリーやうつわ、花器など暮らしにまつわるものを中心に制作されている寺田 安那さん。
陶芸をはじめたきっかけや作品について、これからの思いについてをお聞きしました。
カフェでゆっくりされながら、ご覧ください。
「高校は普通科だったのですが、進路相談で挙げた将来したいことのひとつにモノづくりがありました。自分の手を動かして何かをつくりたくて、[京都市立芸術大学]で陶芸を学ぶうち、自分がつくりたいのは作品ではなくって、もっと生活に寄り添えるものだと気づいたんです。だから卒業制作も、周りから驚かれるほど小さなサイズでした(笑)。」
「卒業後、オリジナルのうつわやアクセサリーをつくるために窯やろくろが必要だったので、3年ほどアルバイトで資金を貯めた後に独立。マルシェやイベントに積極的に参加するうち、百貨店のバイヤーの方などから声をかえていただけるようになりました。現在は月1回ほど、各所のイベントに呼んでいただいています。」
「ブルーグリーン、ピンク、黄色、オレンジ、赤など、食べ物をのせていなくても目を楽しませられるよう、カラフルな色づかいを意識しています。アジアのメラミン食器のようなカラーと、飲み口に施した釉薬のにじみによる陶器の雰囲気の組み合わせ、気に入っていただけると嬉しいです。」
「ちなみに持ち手のまんまるのデザインは、半濁音“ぱぴぷぺぽ”の口元をイメージ。コーヒーブレイクのひととき、カップを見て軽快な気分になってもらいたいです。」
「うつわと平行して制作しているのが、富士山、海老、松など、昔の人がうつわに描いた吉祥文様モチーフのアクセサリー。Tシャツにも合う和小物として発信していきたいです。それらを販売するオンラインショップも近いうち開設します。11月には豊中市にあるライフスタイルショップ[ラヴィドクロワッサン]、12月には京都文化博物館別館にて大学にゆかりのあるクリエイターが展示・販売を行う「THE GIFT BOX」にも出展する予定。
そしていつか、自分のうつわに料理やスイーツをのせて、気に入ったら買ってもらえる飲食店をするのが大きな目標です。」
【グループ展】
2013年6月 66展2013 細野ビルヂング(大阪)
2014年6月 66展2014 細野ビルヂング(大阪)
2016年1月 二人展「お茶する時間」 JARFO京都画廊(京都)
2018年8月 お菓子のうつわ展 喫茶stove(大阪)
2018年11月 出町markt 旧三井家下鴨別邸 庭園内展示(京都)
2021年4月 出町markt 文化部 旧三井家下鴨別邸内(京都)
2021年6月 同時代展 同時代ギャラリー(京都)
2021年7月 Drawer 恵文社京都一乗寺店ギャラリーアンフェール(京都)
その他、百貨店、ギャラリー、書店等での展示販売
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