
応仁の乱以来のお目見え![北野天満宮]に新たな神輿...
注目が集まる京都のコーヒーシーンの中で、最近オープンしたお店とご店主の人柄に注目!研究を重ねたコーヒーをご紹介。
店主の熱い想いがこもった一杯を味わってみて。
「ドリップかエスプレッソ系。好みや気分を聞いてお出ししています」と飾らないスタイルの喫茶。訪れた人と距離が近くなるよう、あえてカウンターを設けず、バーと飲食スペースをシームレスに配置する。店主の河合さんがオーストラリアの焙煎所から豆を直輸入。ラテやフラットホワイトには岐阜・飛騨の牛乳を取り寄せるなど、美味しさを突き詰める。
エスプレッソの濃い部分だけをダブルショットでミルクを少なめにしたもの。コーヒーが多めなのにフルーティーで飲みやすい。マジック500円。
店主 河合資さん。京都市生まれ、滋賀県大津市育ち。日本とオー ストラリアでカフェの運営やデザインなどに携わった豊富な経験の持ち主。
西陣京極にあるカフェ[風とCOFFEE]が2隻目としてオープンした純喫茶。30年ほど前に喫茶店だったこの場所で、美味しいコーヒーと手作りのスイーツで訪れる人を温かく迎えてくれる。店主の森さんがハンドドリップで淹れてくれるコーヒーには、定番の豆3種類と期間限定2種類の計5種類がラインナップ。
自家焙煎のコーヒーは5種類の中から選択可能。写真のエルサルバドルはカカオニブのような香りと味わいが特徴。ドリップコーヒーエルサルバドル550円。抹茶の生チョコタルト500円。
店主 森風渡さん。1996年生まれの25歳。2020年脱サラして1隻目のカフェをオープン。サラリーマン時代は昼食代わりにコーヒー巡りをしていたほどのコーヒー好き。
叡山電鉄「一乗寺駅」に隣接するビルの3F。イベント出店やオンラインで活動していた焙煎士・青木さんと、東京で自家焙煎珈琲を提供するカフェバーを営んでいた菅原さんが共同経営するカフェ。ミニマルな空間にあるのはコーヒーのアロマと、14面のスピーカーから降ってくる美しい音。
カフェオレのために焙煎した深煎りのブラジル。カフェオレ600円。中深煎りベースのブレンド500円は毎日飲める味わい。
青木さん、菅原さん。大学の音楽サークルで出会い、意気投合。それぞれ社会人経験を積んだ後、一緒にカフェ経営をスタート。
各国のコーヒー文化に触れ、どんな状況でもぶれない所作と美味しさがあることに気付いたという店主の久米さん。[Kurasu]や[COYOTE]から仕入れた珈琲豆を使い、ハンドドリップやエスプレッソを提供する。トークと味の両方を楽しむ、コーヒー好きが後を絶たない。
エチオピアの華やかな酸味とミルクが合わさることで生まれる、味の奥行きを楽しんで。ラテ500円。好相性なメープルシロップは+100円。
店長 久米慧さん。オーストラリアでコーヒーに目覚め、ニュージーランドに渡ってバリスタ経験すること4年。帰国後、[Kurasu]勤務などを経て独立開店。
扱うのは世界で育てられた個性ある珈琲豆。そのポテンシャルを最大限に引き出すことを意識して、焙煎や抽出を行なっています」と店主の吉田さん。焙煎する際は終始豆の香りを確かめながらロースト具合を判断し、ベストな火力を調整。浅煎りでは甘みを大切にして酸味とのバランスを整え、深煎りでは飲み疲れをしないよう重くならない味に仕上げているのだとか。
モンテ・アレグレ 510円。オレンジのようなやさしい柑橘の味とミルクチョコレートのような甘さを楽しめるシングルオリジン。おともは静香さん手作りのオーストラリアの焼き菓子ラミントン470円。
店主 吉田大輔さん(写真左)。東京の自家家焙煎コーヒー店で修業し、妻・静香さんの祖父母宅の町家を改装した店で独立。子育てをしながら夫婦で店を切り盛りする。
築100年の古民家をリノベーションし、各国の旅人を受け入れてきた[ゲストハウスこばこ]の一角に完成したコーヒースタンド。店主の清水さんの旦那さんが焙煎を担当するスペシャルティコーヒーは7〜10種。深煎り、中煎り、浅煎りがバランスよく揃い、中にはオーク樽の香りをまとったレアな豆も。
ベトナム バレルエイジド 600円。ウイスキー作りに使用した空のオーク樽で珈琲豆を熟成。自家製のスティックケーキ付き
店主:清水友希さん
芸大在学中から京都で飲食店の経営を始め、ワインソムリエの資格を取得。 2008年には[ゲストハウスこばこ]をスタート。
注文が入ってから焙煎する珍しいスタイルで、焙煎したてのコーヒーが楽しめると注目されている。豆の種類は定番のスペシャルティコーヒー10種類と季節限定品も2〜3種類などがスタンバイ。どんな味わいが好みなのか、どんな方法で淹れるかなど店主と相談しながら自分にぴったりの豆が見つけられる。
YUIブレンド(bitter)400円。中深で焙煎した豆をハンドドリップするコーヒーは、酸味を抑え、コク深い味わい。
店主 西野寿夫さん。幼馴染みが経営する近江八幡の自家焙煎珈琲豆店[ボゴダ]などで研修を受け、16~18種類の生豆をオーダー焙煎できる店をオープン。
入り口横に置かれた焙煎機が店主・小谷さんの相棒。購入して以来約20年間、独自に焙煎や豆のブレンドの研究を重ねてきた。その成果ともいえるのが、爽やかなのど越しの「京 みやび」とコク・苦味が特徴の飲み応えある「京 たくみ」、アイスコーヒーにぴったりの「京 きわみ」の3種のブレンド。そのほかリクエストを受けて増えたシングルオリジンが約15種揃う。
京 みやび 385円は産地の異なる4種の豆を合わせたブレンドコーヒーで飲みやすくマイルドな味わい。自家製カヌレ250円は外はカリッと中はしっとりとした歯触りでラム酒が利いている
店主 小谷隆人さん。1999年に焙煎機を購入し、自家焙煎を始める。30年勤めた会社を早期退職し、2019年8月に念願のコーヒー専門店を開いた。京都出身
今の気分に合わせて、完成形を想像しながらブレンドする豆をチョイス。ここにしか存在しない一杯と出合える、ブレンドコーヒーの専門店。豆本来の味をしっかり引き出す筒状ドリッパー、手吹きガラスの職人さんにオーダーした蓋付きグラス、オーダーメイド・カラーが輝くエスプレッソマシンなど、目新しいコーヒーグッズにも好奇心が膨らむ。
オリジナルブレンドコーヒー 1100円。今回は、プルーンを思わせるエチオピアの甘みと、桃のようなコロンビアの華やかさをブレンド。見た目も美しい旬のフルーツを使用したゴールデンキウイとココナッツと塩のケーキは、大阪・本町[ディファランス]のもの
店主 O91さん。東京[グリッチコーヒー&ロースターズ]のバリスタをしながら、メニュー表などのデザインも担当。曽祖父ゆかりの建物にて独立開店。
小さなマシンで毎日コツコツと焙煎した珈琲豆は4種から選べて、ブラジル以外の3種は週替わり。[HORNO]のビスコッティやスコーン、[Sasha]のパウンドケーキなど焼き菓子のセレクトにも「きちんと美味しいものを届けたい」という気持ちが現れている。
ブラジル400円。まろやかでコクも甘みもバランス良く飲みやすい、THEブラジル!な味わいを好む人に。イワシクッキー300円。ロゴマークを象ったプレーンなクッキーは[HORNO]作。にんまりした表情が可愛い。
店主 真下裕也さん。円町の小さな店から、島原[きんせ旅館]内のスペースを経て、2020年2月に現在地へ。一回り大きな焙煎機を購入しようと計画中。
オリジナルブレンド1種、シングルオリジン3種は、絶大な信頼を寄せる奈良市の[ANYB&B+COFFEE]のもの。京都のアトリエ[トキノハ]にオーダーした大きめカップに注がれるスペシャルティコーヒーは、のんびりしたい朝にぴったりだ。
ブラジル・フルタ・メルカドン550円。浅煎りのブラジルファンが増加中! パパイヤのような南国感と黒糖梅酒のようなまろやかさが広がる。
店主 Junさん(写真左)。ニュージーランドでカフェ文化に目覚め、オーストラリア・メルボルンでバリスタ修業。帰国後 [ブルーボトルコーヒー 京都カフェ]で働き、独立。
代表の矢野さんと友人の三輪さんがカウンターから紹介するのは、京都で希少なタイ産の珈琲豆。学生時代に自分の足で探し当てた、タイ北部・ドイチャン山で農家のチャーリーさんが育てる豆がカウンターに並ぶ。ブレンド3種のベースにも使われ、浅煎り、深煎りのシングルも揃うチャーリーさんの豆は、甘みが強くてマイルドな味わい。
チャーリー(深煎り)500円。チャーリー農園の豆を深煎り。ミルクチョコレートのような甘みとコクがありつつ、後味はすっきり。
店主 矢野龍平さん(写真左)。大学在学中、タイ北部の山岳地帯で出合ったコーヒーが起業のきっかけに。2018年、友人の三輪さん(写真右)と株式会社アカイノロシを設立。
日替わりオーナーがカウンターに立つ[CIGOTO no BA]のシェアカフェで、毎週火曜を担当している店主の伊藤かほりさん。子どものころ母に連れられたカウンターメインの喫茶店を理想に、たまたま見つけたというこちらのシェアカフェに立ち、着実にファンを増やしている。
インドネシア500円。コーヒー3種のうち唯一、自身で焙煎を手掛けるのがこの深煎り。苦みも甘みもスッキリ。ランチプレート950円。チーズグリルチキンなど主菜に、サラダやピクルスなど夏野菜をたっぷり添えて。
店主 伊藤かほりさん。週2回勤務していたコーヒースタンドの移転に伴い、独立の一歩として[CIGOTO no BA]に参加。今年4月から自身で焙煎もスタート。
店内で楽しめるコーヒーは約20種類ほどがラインナップ。注文してから好みの加減に焙煎してくれるので、他では味わえないようなオーダーも可能。例えば、普通は浅煎りすることが多いモカを深煎りにしてみるなど、ちょっと変わったことが楽しめる。
オリジナルブレンド 500円は焙煎度が浅めか深めかを選べる。陶器焙煎した煎りたての豆はまろやかな味わい。
店主 鵜野倫さん。脱サラし2020年2月コーヒーと雑貨の店をオープン。焙煎を広めるべくワークショップなどの講座も定期的に開いている。
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