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2023.4.26
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『エリザベス・アーデンvs.ヘレナ・ルビンスタイン -WAR PAINT-』01

撮影:石阪大輔

明日海りお&戸田恵子主演のミュージカル『エリザベス・アーデンvs.ヘレナ・ルビンスタイン -WAR PAINT-』が京都劇場に!

2017年にブロードウェイで幕を開けたミュージカルが、日本初演版『エリザベス・アーデンvs.ヘレナ・ルビンスタイン -WAR PAINT-』として上演される。化粧業界に革命を起こした2人の女性創業者、エリザベス・アーデンとヘレナ・ルビンスタインのライバル関係や苦悩、情熱と波乱の人生を描いた作品だ。
エリザベス・アーデン役には、元宝塚歌劇団花組トップスターで、退団後も幅広く活躍している明日海りお。ヘレナ・ルビンスタイン役には、声優、舞台、ドラマに映画と大人気の戸田恵子。社会に立ちはだかるたくさんの壁や偏見と戦い、自分の人生を切り拓きながら進んでいく2人の姿にパワーがもらえそう!

『エリザベス・アーデンvs.ヘレナ・ルビンスタイン -WAR PAINT-』02

撮影:石阪大輔

3月に行われた会見で戸田は、「ミュージカルを観るのが大好きで、ブロードウェイもよく行きます。たまたまこの作品は観ていて、オファーをいただいて嬉しいよりもビックリ!」と喜びを伝えた。

役柄については、「ヘレナ・ルビンスタインは生まれ育った環境や境遇もあって、お金に執着するタイプ。2人とも意志が強いです。女性がトップを走るのは大変な時代なので、その強さは想像しきれないと思う」とコメント。
また、見どころについては、「自分が老いることを諦めないのですが、2人の絶頂期からはじまり、老いることに抗い衰退していく様が描かれます。でも、そこに向かって強く生きていく。2人は舞台上で顔を合わせることはなく、それぞれの場所で闘っていますが、歌では共通の歌を歌い、ライバル視しながら自分に近い存在として意識はしている関係。それでも舞台上ではラストシーンまで会話をしないのが面白いと思います」と語った

『エリザベス・アーデンvs.ヘレナ・ルビンスタイン -WAR PAINT-』03

撮影:石阪大輔

戸田との初共演について、明日海は「戸田さんのお名前を知らない人はいない。間近で役作りが見られるのが楽しみ」と、すでにワクワクしている様子。さらに、「京都劇場は初めて。大阪含め関西公演が長くあるので嬉しい」と笑顔を見せた。

また役柄については、「お互いに敵意を出すのが気持ちいいぐらい素直なんです。日本人は、敵意があったとしても口にしないですよね。隠しているほうが美しいとされるので、ここまで敵意を剥き出しにできるのは可愛いし、気持ちがいいぐらい。エリザベス・アーデンは、職に自分を捧げた信念のある人です。切なさが濃くなっていく物語ですが、生き方が格好良い」と語った。

作品自体については、「ミュージカルとしては新しくできた作品。バラードから華やかな曲まであり、ミュージカルファンも楽しめるし、美術や衣裳もオシャレなものになると思います。また、男女格差を感じている人は共感してもらえる部分もあるのではないでしょうか。化粧品の価値観を作った人のお話なので、『すごい!』って思ってもらえるはずです」と、見どころにも触れた。

『エリザベス・アーデンvs.ヘレナ・ルビンスタイン -WAR PAINT-』宣伝画像

最後に戸田は、「老いて衰退していくことを突きつけられますが、誰しもが通る道です。そこを見てもらえたら」と、作品の魅力を語り微笑んだ。
翻訳・訳詞・演出は人気演出家のG2が手がけるとあり、ますます期待が高まる。大阪公演(森ノ宮ピロティホール/2023年5月27日~5月29日)もあるので、ぜひチェックしてみて。

ミュージカル『エリザベス・アーデンvs.ヘレナ・ルビンスタイン -WAR PAINT-』

  • 京都劇場(京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル 京都駅ビル内)
  • 各線「京都駅」徒歩すぐ
  • 京都劇場/2023年6月8日(木)~6月13日(火) 全7ステージ
  • 料金/全席指定1万4500円(4月30日発売開始) 
  • https://warpaint.jp/
  • 問い合わせ/キョードーインフォメーション電話0570・200・888(11:00~18:00/日曜、祝日休)

    <ストーリー>
    20世紀前半の化粧品業界に革命を起こしたエリザベス・アーデンとヘレナ・ルビンスタイン。二人の創業者は共に貧しい家に生まれるも、独自の発想と行動力でそれぞれのブランドを全米屈指の地位へと押し上げた。アーデンは可愛らしいピンクのパッケージでヒットを連発、ルビンスタインは科学的アプローチを売りにした商品が絶大な支持を得る。順調に売り上げを伸ばす二人だったが、互いをライバル視するあまり、相手の会社を貶めるべく卑劣な罠を仕掛ける。しかし、そのことが却ってお互いを窮地に追い込むこととなる。さらに第二次世界大戦、新興ブランドの台頭、女性の価値観の変容…、抗い難い時代の流れが彼女たちの事業と誇りの前に立ちはだかる——。
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