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2019.7.25
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CHAVATY kyoto arashiyama

お店の入口はこちら。左側が[CHAVATY kyoto arashiyama]、右側に[Okaffe kyoto 嵐山]があります。

[Okaffe(オカフェ)]の新店が嵐山に誕生。最新のロースターも!

みなさんこんにちは。昔ながらの喫茶店も、新しいスタイルを発信するカフェも、どちらもいえるのが「やっぱりコーヒーが美味しい!」ということだと思う『Leaf』編集部スタッフです。

さて、先日ご紹介した、嵐山にオープンした日本発ティーラテ専門店[CHAVATY(チャバティ)]。こちらと同じ建物の中にオープンしたのが、[Okaffe kyoto 嵐山(オカフェ キョウト あらしやま)]です。綾小路東洞院東入ルにある1号店に続いて、2店舗目となるこちらは、2008年−09年ジャパンバリスタチャンピオンシップで優勝するなど、国内外で数多くのタイトルを獲得したバリスタ・岡田章宏さんがオーナーを務めます。昔ながらの喫茶店の雰囲気を残す綾小路東洞院のお店に対して、こちらの店舗はどんなお店になっているのか、早速レポートさせていただきます。

「いらっしゃい〜」と、元気よく迎え入れてくれたのは、“バリスタ界のエンターテイナー”と称される、店主の岡田さん。その隣にいらっしゃるのは、焙煎士でバリスタの山本順平さん。
こちらの嵐山店の特徴といえば、日本初といわれる7kgの大きな釜のスマートロースターを完備した焙煎所があるということ。岡田さんと共に以前、小川珈琲で働いていたという山本さんは、その後2014年から単身ドイツで修行。「ヨーロッパの各国と隣接していて、他国からのトレンドや新しいカルチャーが入ってくるドイツは、世界最新の焙煎技術がある場所でした」と話してくれた山本さん。

Okaffe kyoto 嵐山

店主の岡田さん(左)と焙煎士・バリスタの山本さん(右)。

現地では、ベルリン[Röststäte]でバリスタとして働きはじめ、その後スペシャリティコーヒー専門のコーヒーショップ[WIM KAFFEE]の立ち上げのプロデュースにも関わり、ヘッドバリスタとして勤務。フィンランド人オーナーのスペシャリティコーヒーロースター[Populus Coffee]のヘットバリスタに抜擢されるだけでなく、トレーニングサポートなどの業務も担当されたのだとか。その後、こちらの店舗オープンのため、岡田さんのお声がけで日本へ帰国してきたのだそう。
新しいカフェのスタイルを、という山本さんの思いが表現されているこちらの店舗は、昔ながらの喫茶店の良さを伝えたいという岡田さんの思いとはまた違った良さを感じます。いつもは綾小路東洞院の[Okaffe kyoto]にいる岡田さんも今日は特別に、とおすすめの商品をおふたりで説明してくださいました。

Okaffe kyoto 嵐山

この日は贅沢にもおふたりが提供してくれました。

まずは、コーヒーから。コーヒーは、豆の種類もですが、焙煎時間などによっても全く違う味になるそう。「コーヒー豆を食べてみます?直接食べるとその違いがよくわかりますよ」と山本さん。早速、3種類の豆を試食させていただくことに。[Okaffe kyoto]の代表的な豆「ダンディブレンド」はしっかりとした煎り深さを感じるのに対し、今世界で注目されているという「パナマ エスメラレルダ ゲイシャ」はさっぱりと少し酸味を感じる味わい。そのどちらもの良さを兼ねた中間的な味が「パーティ ブレンド」という感じ。こうして、お話をしながら自分が気になる一杯を選ぶことができるのも嬉しいですよね。いろいろと迷った結果、『Leaf』編集部スタッフは、洗練された技術で抽出したこだわりのコーヒー「ダンディブレンド」をいただくことにしました。

Okaffe kyoto 嵐山のコーヒー豆

豆を見ただけでも、豆の色からその違いがわかります。左から、「パナマ エスメラレルダ ゲイシャ」、「パーティ ブレンド」、「ダンディブレンド」。

Okaffe kyoto 嵐山のダンディブレンド

天井を見上げるとOkaffeのマークを発見。コーヒーと一緒に撮影するのも良さそう。ダンディブレンド500円。

また、コーヒーに最も合うのは「どら焼き」だと考える岡田さん。川端二条にある[Kashiya]の藤田さんに相談して生まれたというパンケーキのようなどら焼き「パンどら」も一緒にいただくことに。定番の粒あん450円や、京都らしさを感じるお抹茶450円の味もある中、『Leaf』編集部スタッフが気になったのが、お肉850円。京都ポーク100%のパテに白味噌、粒マスタードなどのソースと一緒に挟んだ一品は、意外にもマッチしているんです。甘いどら焼きのパンがこんなにも合うとは…不思議な感覚を覚えながら、でもまた一口、また一口と食べ進めるうちに、ペロリと平らげてしまいました。甘じょっぱさがなんともクセになり、先程注文させていただいた「ダンディブレンド」と一緒にいただけば、またその美味しさは増すばかりです!

Okaffe kyoto 嵐山のパンどら

テイクアウトにも良さそうな「パンどら」お肉850円。

その他にも、お土産として購入できる、コーヒー豆「ダンディブレンド」1300円(225g、豆・粉)をはじめ、ドリップパック「ダンディボックス」950円(5パック)、コーヒーカップやTシャツなども。また、コーヒー豆を200g以上購入した方には、ドリンクを無料サービスしてくれるのだそう。

Okaffe kyoto 嵐山

[Okaffe kyoto 嵐山]のメニューの一部。

[CHAVATY kyoto arashiyama]との共有スペース(18席)でゆっくり過ごすのもよし、散策にテイクアウトするのもよし。思い思いに過ごせそうなお店[Okaffe kyoto 嵐山]に、ぜひみなさんも立ち寄ってみてくださいね。

Okaffe kyoto 嵐山

  • オカフェ キョウト あらしやま
  • 京都府京都市右京区嵯峨中ノ島町官有地朝乃家内
  • 阪急「嵐山駅」から徒歩6分
    嵐電「嵐山駅」から徒歩5分
  • Tel.075-756-2997
  • 10:00〜17:00
  • 無休
  • 全席禁煙 完全個室無 駐車場無
  • https://okaffekyoto.shop/
  • ※[Okaffe kyoto 嵐山]はすでに閉店しております。
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