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みなさん、こんにちは。京都に遊びに来る友人がいるとどこに連れて行ってあげようか、そう悩む時間がいつも楽しいと思っているWebLeafスタッフです。
さて、そんな京都の観光地のひとつである嵐山は、100人の歌人の和歌を一人一首ずつ選んでつくった秀歌撰「小倉百人一首」のゆかりの地。その小倉百人一首の魅力を伝える博物館「時雨殿」が、日本美術を広く紹介する[嵯峨嵐山文華館]として生まれ変わり、11月1日にリニューアルオープンしました。その全貌とは?新しくカフェもできたらしい?など、期待に胸を膨らませ、内覧会に参加させていただきました。
渡月橋から川沿いの道を上流へ5分ほど進むと[嵯峨嵐山文華館]を発見!
早速、なかへ入ってみましょう。こちらの1Fでは、「嵯峨嵐山文華館」の近くにある小倉山の麓で生まれたと言われる「百人一首」の魅力や歴史を紹介する常設展に加え、いにしえより貴族や文化人に愛されてきた京都に関係のある絵画や和歌・俳句など様々な企画展が開催されるそう。
今回はリニューアルオープン企画展として「いまもむかしも胸きゅん!嵐山」が開催されていました。
その他にも、俳人として知られている与謝蕪村が酒の席で着物に描いたといわれる《「いかだしの」自画賛》や嵯峨嵐山にアトリエがあった近代の巨匠・竹内栖鳳や冨田渓仙などの作品も。
またその奥には「小倉百人一首」の誕生からかるたという形式を経て、一般庶民に普及されるまでの流れを説明してくれる常設展示室が「百人一首ヒストリー」として改装され以前よりパワーアップ。
和歌と一緒に特徴あるフィギュアが展示され、その一つひとつを見ていくとより小倉百人一首の魅力に引き込まれていきます。
漫画や映画にもなった『ちはやふる』で競技かるたに興味が湧いたWebLeafスタッフはこのかるたに興味津々。そんな競技かるたのルールも映像コーナーでわかりやすく説明してくれます。
続いて2階へ。この日はリニューアルオープン企画展の顔出し看板も!
さらに進むと、120畳の大広間「畳ギャラリー」が!こちらでも寛ぎながら日本画の魅力にふれることができます。
また、この畳を活かして、かるた名人・クイーンを目指す挑戦者の椅子をかけた熱いバトル・挑戦者決定戦などプレミアムなかるた大会も開催される予定なんだとか。近々では、かるた第65期名人位・第63期クイーン位の挑戦者決定戦が2018年11月18日(日)10〜16時に開催されるそうです。
そして、1階に新しく新設されたのはカフェ「嵐山OMOKAGEテラス」。こちらはお庭から直接入れるので、カフェのみの利用も可能です。
こちらをプロデュースしたのは、祇園の名店[フレンチ懐石 祇園おくむら]。どんな季節でも美味しいものを少しずつ楽しめるランチ「嵐山御膳」や、京都洛中にある最古の蔵元といわれる「松井酒造」の酒粕を使ったパウンドケーキなどがいただけるそう。
目の前のお庭では、桜やサツキツツジ、紅葉などを眺めることができ、季節の移ろいを感じることができます。
平安時代は秋の名所として、江戸時代中期になると桜の名所として庶民にも愛され、今では一年を通じて人気の嵯峨嵐山エリア。観光オフシーズンでも[嵯峨嵐山文華館]に訪れると楽しいひとときが過ごせそうですね!
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