[フォションホテル京都]にあまおうビュッフェとあま...
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みなさん、こんにちは。思い出の中には必ずその側に香りがついてきて、道端でふとその香りに出会うと、その当時の思い出が蘇ってくる『Leaf』編集部スタッフです。
そんな香りに関連するスポットが誕生したと聞きつけ、お邪魔してみることにしました。今回『Leaf』編集部スタッフが訪れたのは、7月11日に烏丸二条にオープンした[薫習館(くんじゅうかん)]。
こちらは、宝永2年(1705)に創業し、お線香や匂い袋、香木や練香など、様々な香りを生み出してきた[香老舗 松栄堂]が開設した香りの情報発信拠点です。館内には松栄堂の香りを体験できるスペースや、香りと人との交流の場となるギャラリーやホールなどが併設されています。
こちらのシャンデリアは江戸時代後期より和傘作りに携わる日吉屋製のものなんだとか。真ん中の赤い部分は火を表していて、お香の煙がゆらゆらと広がっていく様子が表現されています。
続いて、“Koh-labo「香りのさんぽ」”スペースへ。こちらでは、松栄堂の香りを様々なスタイルで楽しむことができます。まず目に飛び込んできたのは、白い四角のボックス。3つあるボックスの中には、3種3様の香りが!こんな風にまずは躊躇なく、頭からすっぽり入ってみましょう。
『Leaf』編集部スタッフが入ったボックスは、甘いような、懐かしいような少し落ち着く香りが充満していました。
その隣には、1mほどの高さがありそうな「白檀」を発見。白檀を香料として使用する時には、大きな丸太の中心部分を切り取って使用するそうで、こちらはその中心部分(心材)なのだそう。
奥へ進むと、香りの柱が。この柱の透明の部分には、お香の原料となるものが入っています。
『Leaf』編集部スタッフが体験したのは「桂皮(けいひ)」、いわゆる一般的に「シナモン」と呼ばれる香り。思わず、八ツ橋が頭の中に浮かんできました。また、麝香(じゃこう)の原料などもあり、初めて体感する香りに少し衝撃を覚えてしまいました。(※麝香の香りを体験できるのは〜9月11日まで)
その他にも、甘い香り、苦い香り、辛い香り、酸っぱい香りを嗅ぎ分けたり、江戸時代~昭和初期のお線香を作る工程を知れるミニチュアがあったりと、香りについて様々なことを知ることができました。
また、これまであった松栄堂の販売スペースも拡大。[薫習館]からも行き来することができます。
訪れた日は職人さんが香木を薄く均等な大きさに加工している様子を見ることができました。
また、2Fにはワークショップなどの際に使用できる立礼席「通幻(つうげん)」や、5Fには雲母唐長(きらからちょう)製の特注唐紙貼りが印象的な天井のKARANIホールも新設。公開については調整中とのことでした。
全社員のアイデアや知恵などが集結した[薫習館]は、まるで香りの博物館のようになっていました。身近にあったお香ですが、この場所に来るとより理解を深めることができ、もっとお香について知りたい!と思えるようになりました。
みなさんもぜひ烏丸二条に新しく誕生した[薫習館]で、香りについて学んでみてはいかがですか?
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